今から始める個人年金
個人年金って何だろう!
定額年金と変額年金
年金には決まった額が受取れる定額年金とその時々で変動する変額年金とがあります。 定額年金は、契約時に将来の受取る年金額を決める年金です。契約時の時点での金利によって積立利率が設定されるので、受取期間は一定の年金が受取れますが、契約後の市場金利が上がると価値が下がってしまうことになり、将来において物価が上昇すれば老後の資金としては不足する可能性もあります。
一方変額年金は運用実績によって受取れる年金額が変動する年金です。主に株式や債券などのファンドを運用することで将来年金を受取れるものです。ファンド運用にはリスクが伴い、株価や債券の下落や為替の変動などによって、受取れる年金額や積立金額が支払った保険料より目減りすることもあります。逆に市場金利が上昇し、保険料の総額を大きく上回ることもあります。
変額年金には各保険会社から様々な商品プランが出されています。運用がうまくいかなかった場合でも、最低額を保証しているものや、複数のファンドを自由に組み合わせることのできるものや運用が好調な時には年金額が増額されるもの、一時金を受取れるものなどがあります。
この定額年金と変額年金について最近の動向が注目されます。生命保険協会の調査によると平成19年下期の定額年金販売額は2兆3600億円で同上期比12%増加したのに対し、変額年金販売額は約1兆5300億円、同上期比約28%減少しています。
定額年金の個人年金に占める割合が61%と3年ぶりに高水準となりました。この結果をうけ、個人年金は「変額」のリスクを敬遠し、「定額」の安定へとシフトする傾向にあるようです。